3Dプリンターのスライスツール「KISSlicer」の設定方法をまとめてみた。

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スクリーンショット 2015-04-05 12.17.25

3Dプリントする際に必要なスライスツール(3Dモデルを層に分けてgcodeに変換するツール)で

私が使っているのが、フリーソフトの「KISSlicer

かなり使い易いツールですが、英語版であり調整が難しいのが難点。

そこでオススメの設定方法をまとめてみました。

 

まず始めに

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素材がPLAかABSかによって設定が変わってきますが、ココでは両方の素材の設定方法をご紹介致します。(あくまで私の設定なので調整は必要です)

画面右下の「Show Settings」項目にチェックを付けて詳細情報を表示してください。

「Setting Level」項目を「Expert」にすると設定変更できる項目が増えますので設定致します。

 

Printerタブの設定

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まずはプリンターの可能領域を設定致します。

「Bed Size(mm)」よりX,Y,Z軸の最大可能領域を設定してください。(atomの場合はX:140mm、Y:140mm、Z:130mm)

Bed Center[mm]はX、Y軸の中心に設定致します。

 

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中のFirmwareタブのFirmware Typeは「5D – Absolute E」を指定しております。

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Speedタブでは印刷速度を設定できます。

遅くすることで造形の精度があがりますが、ココで設定した値を

右のスライダーで調整できますので、モデルによって調整してみてください。

 

Style項目

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積層ピッチ : Layer Thickness[mm]

層の厚みを設定致します。

細かくすることでより滑らかな造形ができます。(私の場合は普通のもので0.25、細かいディテイールが必要な場合は0.1mm)

 

フィラメントの線の太さ : Extrusion Width[mm]

ノズルのサイズを設定致します。(0.4mmノズルならそのまま0.4mm)

 

外層の厚み : Skin Thickness[mm]

ココで設定した数値以下のそうであった場合、自動で厚みを持たせてくれます。

私は細かいものを印刷する際は0.1mmに設定してあります。

 

外周のループ数 : Number of Loops

多いほど外層が厚くなり、壊れにくくなる反面崩れなどもでてき易い。

実際の太さは、Extrusion Width[mm] * Number of Loopsとなります。(3程度で設定してます。)

(その分制作時間もかかります)

 

インフィルの線の太さ : infill および infill Width

モデルの中身を埋める線の太さです。

壊れにくいものを作りたければinfillも多めに設定します。(その分制作時間もかかります)

 

Support(サポート材)設定

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左上のスライダーを変更することでサポート材の量を調整できます。

サポート材は宙に浮いたパーツの足場を作ってくれるのでモデルに合わせて調整しましょう。

細かいフィギアなどはサポート材を多めにしておくと、

印刷時のずれも少なくなります。

下のスライダーにある、サポート材を作る角度は45度のままで十分です。

Prime Pillarはモデルの外周に壁を作ってくれますが、風の影響はあまりないように感じるので私は設定してません。

 

Material(素材設定)タブ

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Temperatureは利用する素材によって設定が違います。

PLA素材の場合、 190-220度(Bedは60度)、ABS素材の場合は230-240度(Bedは110度)にて設定します。

(PLAの場合はBedは必要ないかもしれません)

私はMain、Keep-Warmに高めの値、First Layer(始めの層)はベッドに付けるため各素材の最大温度を設定してます。

 

G-codeタブ設定 

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 PrefixはGcode書き出し時に、ファイルの先頭にGcode命令を付け加えることができます。

ここでは「G28」を入力し、原点(0,0,0)に戻る設定をしておきます。

 

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Postfixには印刷終了時の動作を設定できます。

ここでは「M140 S0」とし、温度を自動で下げる設定をしておきましょう。

 

設定が完了したら、一度KISSicerを閉じてください。

再度起動すると設定項目が保存されています。

 

モデルの読み込み・回転・位置調整について

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FileメニューのOpen STL Model(s)をクリックし、プリントしたいモデルを読み込みます。

モデルの回転は読み込んだモデルのサムネイルを右クリックし、

「Transform axes」 -> 「X => Up」 または 「Y => Up」などで回転できます。

「Height」を変更すると縮小もできます。

位置も右下の「Center」の左と下にあるスクロールバーにて調整できます。

通常のモデルが収まりきらない場合でも回転し、印刷領域におさめることができますが、

なるべく下に重心がいくように(土台があるように)調整致しましょう。

(張り付きが悪く、失敗の原因になります。)

 

 

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1 Response

  1. 猫村 より:

    64-32bitの違いと思ったのは、間違っていました
    ブラックアウトは表示を切る設定にしたためでした。
    プリントのお勉強もだいぶ進みました。

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